タイラー・ザ・クリエイター、最新作『クロマコピア』全米1位獲得に反応「すべてのリスナーに感謝」
タイラー・ザ・クリエイターが、2024年10月28日にリリースした8thスタジオ・アルバム『クロマコピア』が米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で初登場1位を獲得したことを祝福した。 現地時間11月4日、このアルバムは10月31日までの1週間に全米で299,500ユニットを記録した。週間ユニット数としては自己最高記録を更新し、2024年のチャートにおける初動ユニットとしては、6番目に高い記録を打ち出した。全米では多くのアルバムは金曜日にリリースされ、集計対象期間が7日間となるが、今作は月曜日に発売されたため集計対象が4日間のみだったことを考えると注目に値する。 この快挙を受けて、タイラーは自身のインスタグラム・ストーリーで「30万(ユニット)。月曜日の朝に。全てのリスナーに感謝します」とコメントした。 また、【グラミー賞】で<最優秀ラップ・アルバム>に輝いた2019年の『イゴール』、2021年の『コール・ミー・イフ・ユー・ゲット・ロスト』に続くタイラーにとって、3作目のNo.1アルバムとなった。アルバムは発売11日前となる10月17日に突如リリースが発表され、発売前日には米LAでリスニング・イベントが開催された。また先週、米アトランタ、ボストン、ブルックリンを訪れ、新曲を披露した。 また、11月9日付の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で、ダニエル・シーザーをフィーチャーした「St. Chroma」が初登場7位、「Noid」が43位から10位にランクアップし、自身初となるTOP10入りを果たした。 来年、彼は新作をひっさげた【クロマコピア:ワールド・ツアー】をスペシャル・ゲストにリル・ヨッティとパリス・テキサスを迎えて開催する。現地時間2月4日に米ミネソタ州セントポールのXcel Energy Centerを皮切りに、ロサンゼルス(クリプト・ドットコム・アリーナで3夜連続公演)、アトランタ、マイアミ、シカゴ、ニューヨークなどの主要都市を巡り、7月27日にニュージャージー州ニューアークのプルデンシャル・センターで幕を閉じる予定だ。また、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドでの公演も決まっている。