テニス=シフィオンテクが3連覇達成、全仏オープン女子
[パリ 8日 ロイター] - テニスの四大大会第2戦、全仏オープンは8日、パリのローランギャロスで女子シングルス決勝を行い、第1シードのイガ・シフィオンテク(23、ポーランド)が3連覇を達成。「クレーコートの女王」としての名声を確固たるものとした。 第12シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)と対戦したシフィオンテクは6─2、6─1のストレート勝ち。オープン化以降の全仏では歴代4位となる21連勝を達成し、ここ5年で4回目の優勝を味わった。 これで今季クレーコートでの勝利がキャリア最多の19試合となったシフィオンテク。試合後「この場所が大好き。正直な話、毎年ここに戻ることを待ち望んでいる。(大坂なおみと対戦した)2回戦で危うく敗退となるところだったので、自分を支え、応援し続けてくれた皆さんに感謝している」と話した。 パオリーニは「ここであなたと対戦するのは、このスポーツにおいて最もタフな挑戦だと思う」とシフィオンテクに語りかけ、「非常に内容の濃い15日間だった。今日は本当に大変だったが、ともあれ自分を誇りに思う」と振り返った。