ドジャース大谷翔平、ダブルヘッダー第1試合「2番・DH」でスタメン…第2試合は欠場を監督が予告
◆米大リーグ メッツ―ドジャース=第1試合=(28日、米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド) 【写真】ドジャース戦観戦を報告した日本の有名アーティスト 前日の初戦が悪天候のために中止となり、この日のダブルヘッダーが組み込まれた。第1試合で大谷翔平投手(29)は「2番・DH」でスタメン入り。第2試合は欠場することが明らかになった。 試合前にドジャースのD・ロバーツ監督はメディアに対応。「翔平は第2試合は、ベンチスタートだ。試合の間に、一旦温まった太ももをクールダウンして、また試合に戻るのは、道理に合わない」と指揮官。代打での出場に関して質問され、「ノー、ノー。彼は出ない。急に出番に備えて欲しくないから」と、否定した。 16日のレッズ戦で牽制球を左太もも裏に受けた後も、打撲を抱えたまま、9試合連続フル出場でプレーしている大谷。12日の敵地でのパドレス戦以来の欠場となりそうだ。 昨年、エンゼルス時代で3度あったダブルヘッダー。エ軍では、出場に関しては、基本的に本人の意思が最優先に尊重され、大谷は3度とも両試合に先発した。右肘内側側副靭帯を痛めた昨年8月23日のレッズ戦でも、1試合目と2試合目の間に精密検査を受けながら、両試合に先発し、ミナシアンGMが、残りシーズンは登板しないと緊急発表する異例の事態となった。この日は試合前にあらかじめ、第2試合のベンチスタートを決めた背景には、左太ももの回復の妨げにならないようにという配慮と同時に、5連敗しても、まだ、ナ・リーグ西地区首位にいるドジャースとの違いが、見て取れる。 当地では、まだ本塁打を打っていない大谷が、本塁打を打てば、メジャー26球場目となる。本塁打は、左太もも打撲を負傷した翌日17日のレッズ戦の今季13号を最後に、8試合出ていない。チームは5年ぶりの5連敗と、苦しんでおり、大谷のバットで勝利をつかみたい。
報知新聞社