『旅サラダ』引退した神田正輝

「これで安心して譲れます。さぁ、また来週も見て下さい。素敵な週末を」──そう笑顔で手を振り、今年9月末で27年半ものあいだMCを務めた『朝だ！生です旅サラダ』（ABCテレビ、以下『旅サラダ』）を卒業した俳優の神田正輝（73）。 【写真】“妖艶マダム”Aさんのペアルック姿でゴルフ帰りの神田正輝の近影をキャッチ

「神田さんは1997年から、生放送のため毎週末は自宅のある東京から大阪に通う生活でした。松田聖子さんとの離婚を発表した3カ月後の46歳で同番組のMCに抜擢され、その間に最愛の母・旭輝子さんの死、愛娘・神田沙也加さんの結婚、そして突然の別れを経験。長く続いた番組の歴史は、神田さんの人生とともにありました」（芸能プロ関係者） 　神田は1973年に石原裕次郎と出会い、石原プロモーションに入社して俳優デビューを飾った。『太陽にほえろ！』（日本テレビ系）や『山村美紗サスペンス　赤い霊柩車シリーズ』（フジテレビ系）などに出演して人気となったが、2021年に石原プロが解散。すると、翌年には個人事務所を閉鎖した。残された唯一のレギュラー番組が『旅サラダ』だった。 　昨年の春頃から神田の異変が注目されはじめ、健康不安が囁かれた。

「昨年2月に『赤い霊柩車』が31年の歴史に幕を閉じ、役作りのため黒髪だった神田さんは白髪となりました。それから週を追うごとに痩せていく姿に、心配する声が広がっていました。ついに昨年11月18日には、『体のメンテナンス』を理由に番組を長期離脱しました。本人は多くを語りませんが、検査入院で手術が必要なほどの病状だったようです」（同前） 　約2カ月後の今年1月27日に復帰したが、病床の神田を献身的にサポートしていたのが独身時代から40年来の付き合いだというAさんだった。 「Aさんは銀座の老舗クラブのオーナーママで、妖艶な雰囲気のマダムです。神田さんの3つ年下の70歳だと聞いています。独身時代からの知り合いで40年来の仲です。神田さんが友人を連れてAさんのお店に通ったり、ご自宅も近く、一緒にゴルフに行くなど親密な付き合いの間柄だと聞いています」（銀座のクラブ関係者） 『旅サラダ』を終えて、ついにレギュラー番組がゼロとなった神田。事実上の引退となった彼の元を訪ねると、信頼するパートナーと余生を謳歌する姿を目撃した。

“妖艶マダム”が明かした神田の現在

　10月中旬の午後、自宅に乗り付けた車の運転席から降りてきたのは、白系のシャツに黒のパンツの神田本人だった。トランクを開けてゴルフバックを取り出し、神田と上下白黒のペアルック姿で同乗していたAさんと会話を交わすと、自宅へと入っていった。助手席から運転席に移動したAさんは、自身の自宅に帰宅。神田の体調、現在の生活についてAさんに聞いた。 ──神田さん、先日番組終了されましたが最近の様子はいかがですか？ 「ごめんなさーい、元気です、元気」 　Aさんのサポートで一時期より体重も戻り、ゴルフができるまでに回復して余生を送る神田。本当にこのまま俳優業を引退してしまうのだろうか。