中日ドラゴンズ・村松開人(C)産経新聞社

5月24日～26日に開催されるセ・リーグの見どころを紹介。

横浜DeNAベイスターズ vs 広島東洋カープ

4位のDeNAと2位の広島が対戦。 3連勝で勝率を5割に戻したDeNAは、オースティンに注目。5月17日に一軍に復帰してからは6試合で打率.333（24打数8安打）と好調をキープし、4番に入った23日のヤクルト戦では2号ソロを含む3安打3打点の活躍を見せた。離脱した牧秀悟にかわり、筒香嘉智とともに打線を牽引する。 2連敗中の広島は、小園海斗に注目したい。5月に入ってから16試合で打率.351（57打数20安打）、11打点をマーク。ゴールデンウイーク明けからは4番に座るなど、ポイントゲッターとしての働きを見せている。

中日ドラゴンズ vs 東京ヤクルトスワローズ

5位の中日と最下位のヤクルトが対戦。 引き分けを挟んで2連勝中の中日は村松開人に注目したい。今季は37試合で打率.333、10打点の好成績をマーク。5月は打率.371（62打数23安打）と絶好調だ。このまま規定打席に到達すれば、首位打者争いで一気に上位に躍り出る。 5連敗中のヤクルトは山田哲人に注目。通算1500安打まであと2本、通算300二塁打まであと3本としており、記録達成は間近だ。今季はコンディション不良もあり打率.208と苦しんでいるが、これをきっかけに浮上していきたい。

阪神タイガース vs 読売ジャイアンツ

首位の阪神と3位の巨人が対戦。 2連勝中の阪神は及川雅貴が今季初、プロ2度目の先発マウンドに立つ。5月17日の今季初登板では2回を1安打無失点、2奪三振の好リリーフを披露。ファームでは主に先発で防御率2.45を残しており、一軍ローテ入りをかけた勝負となる。 引き分けを挟んで4連敗中の巨人は丸佳浩に注目。5月に入り打率.311（61打数19安打）、2本塁打と調子を上げてきた強打者は今季、左腕相手に打率.391と無類の強さを誇っている。あと2に迫っている節目の通算1000得点達成にも注目したい。