なぜこうなった…。日本代表、イラク戦パフォーマンス査定【MF】システムの被害者!? ベストな状態になかった
サッカー日本代表は現地時間19日、AFCアジアカップカタール2023・グループリーグD組第2節でイラク代表と対戦し、1-2の敗戦を喫した。この試合での選手のパフォーマンス、そして監督の采配はどうだったのか。今回はA~Cの3段階で評価する(データは『Sofa Score』を参照)。 【図解】日本代表、決勝トーナメント進出の条件は?【アジアカップ2023】
遠藤航(背番号6) イラク代表戦:フル出場 評価:B 試合終了間際にコーナーキックから意地のゴールを決めた。しかし、相手のダブルボランチに上手くパスコースを消されたこともあって、試合を通しては配球面で精彩を欠く場面も。パス成功率はベトナム戦の89%から大幅ダウンの80%に留まった。遠藤のクオリティを考えると、ベストとは言えない内容だろう。 守田英正(背番号5) イラク代表戦:74分 OUT 評価:B 前半は南野拓実が初めから内側のレーンに絞っていることもあって、ベトナム戦の後半のような高い位置で崩しに関わるシーンは見られなかった。逆に左SBの伊藤洋輝を高い位置でキープさせるためにビルドアップでは下がってボールを受けることが多く、被カウンターのシーンでは守備に奔走。伊東純也が左サイドに回った後半は攻撃でよいアクセントとなったが、前半のエネルギー消費があまりに大きかった。 久保建英(背番号20) イラク代表戦:61分 OUT 評価:B 前半は2列目の嚙み合わせが最悪だった中で、随所にボールキープで違いを作ったが、決定的な仕事には至らなかった。相手を食いつかせた後の選択肢が少なかったのが印象的で、左の大外レーンにSBの伊藤洋輝しかいなかったのは苦しかった。後半は右サイドにポジションを移すも61分に交代。 旗手怜央(背番号17) イラク代表戦:74分 IN 評価:B 守田に代わり74分から途中出場を果たした。オープンプレーではあまり違いを作れなかったが、試合終了間際にコーナーキックから高精度クロスで遠藤航のゴールをアシストした。 佐野海舟(背番号26) イラク代表戦:出場なし 評価:なし
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