大玉トラックボールすごいな! 想像を超えた滑らかさに驚いた【今日のライフハックツール】
大玉トラックボール、もっと早く試しておくべきでした。 前にレビューさせていただいたのも早3年前。実は私、もうずっとエレコムの「DEFT PRO」を愛用してきたのです。その前に使っていた親指トラックボールから数えれば、4年ほどトラックボールを使っています。 大玉トラックボールすごいな! 想像を超えた滑らかさに驚いた【今日のライフハックツール】 手首を動かさず、指だけでカーソル操作ができるトラックボールには、シンプルに省エネで怠惰な使い方ができるのが何よりも高ポイント。マウスを長時間使っていて、手首や腕、肩などに痛みが出たことがある人には特にオススメ! そんな私も、トラックボール界のラスボス「大玉トラックボール」には手を出していませんでした。ところが、先日なにげなくチェックしてみると、「Kensington Slim Blade(K72327JP・有線仕様)」が1万円を切るお買い得価格になっているのを発見!早速この大玉トラックボールについてレビューしてみたいと思います。 ちなみに、トラックボールは本体を動かすことがないので、個人的には有線仕様でまったく問題を感じないのですが、無線仕様(K72085JP)が欲しい場合は、少し予算を増やしておく必要がありますので、ご注意ください。 【この記事はこんな人にオススメ!】 トラックボールの魅力やオススメポイントを知りたい 快適で効率的な操作ができる大玉トラックボールについて知りたい トラックボールマウスの買い替えを検討している
ボール径55mm大玉のメリット
少し分かりにくいと思いますが、まずは上のGIF動画を見てください。 左上のゴミ箱から、右下のアプリランチャーまで1アクションで一気にカーソル移動、再びゴミ箱まで一発で戻ったあと、開いている窓を細かく動かしている様子をキャプチャーしたものです。 マウスで同様の動作をするには、マウスを動かすためのデスク上のスペースを広く取るか、細かい制御をあきらめてカーソルスピードを上げるかの2択を迫られることになります。 この点トラックボールは、それなりに重量感があるボールを転がして操作するものなので、ボール自体の慣性力が働くため、弾き飛ばすようすればカーソルを遠くまで飛ばすことができます。 つまり、マウスだと遅すぎてイライラするくらいのカーソルスピードに設定し、細かい制御をしやすくしたうえで、素早く動かしたいときはボールを弾けばいいのです。 一方、上のGIF動画は、ボール径44mmの中球を搭載したDEFT PRO。 親指トラックボールに採用されることが多い34mm小玉と比べれば、それなりに慣性力が働くのですが、大玉との比較では、転がりが収まるのが少し早いのが見て取れるでしょう。 この慣性力(ボールの転がり)を生かした操作感こそが、大玉トラックボール最大のメリットです。3画面を使ってマルチモニター化している私の作業環境でも、カーソルの動きで不満を感じることはほぼありません。 動き始めがちょっと重くてもっさりすると感じる人もいるかもしれませんが、シットリと動かせる独特な操球感に慣れてしまえば、きっと意味がない場面でもコロコロしたくなりますよ。