大玉トラックボールすごいな! 想像を超えた滑らかさに驚いた【今日のライフハックツール】
ユニークなスクロール操作
ところで「Kensington Slim Blade」には、スクロールホイールが搭載されていません。 その代わりに、ボールを緯度方向に回転(横回転)させれば、スクロール操作ができるというおもしろい機能が搭載されています。 ボールを横に回すというよりは、銀色のリング部分にタッチセンサーが埋め込まれているかのように指を動かせば、より直感的に操作できると思います。 また、ここでも慣性力を使って、ボールを上からつまんでコマのように回せば、一気にスクロールさせることもできます。 ユニークな見た目をしていますが、実際のところ、一般的な多ボタンマウスと比べても、特に機能で劣ることはないのです。
4ボタン+同時押しで計8個のコマンド対応
「Kensington Slim Blade」は、上下左右に計4個のボタンを装備しています。 2個同時押しにも機能を割り当てることができるので、右クリック、左クリックの他に6つのコマンドを設定することができるということ。 ブラウザの進む、戻る、タスクやウィンドウの切り替え、ショートカットの起動、各OSのAIアシスタントの呼び出しなど、他にも全部で88個のコマンド割当に対応することができます。 私の場合、人差し指と中指を使ってボールを操作したいので、正直、奥側にある2つのボタンは少し使いづらく、むしろキーボード側で機能を受け持つほうがスムーズという印象があります。 が、大玉トラックボールには手のひらで操作するというもう一つのメジャーな使い方があり、この使い方なら一気に多ボタンデバイスとしての威力をアップすることができます。 PCをどんな用途で使うかによっても評価が変わるはずなので、どちらが使いやすいか、ぜひ両方の使い方で試してみてほしいと思います。 指でチョチョイと操作するだけのラクチン仕様なので、慣れれば腕周りの痛みや疲労感を大幅に抑えることが可能になります。 何となくマウスを使い続けていたという人から、親指トラックボールでこの世界の門を叩いたという人まで、ぜひ使ってみてほしいところ。 PCで長時間作業をする人ほど、恩恵を大きく感じられると思います。 今日のライフハックツールをもっと見る>> Source: Amazon.co.jp
田中宏和