サイレン鳴らし交差点進入の消防車と乗用車が衝突、青信号だった車の運転手ら骨折
29日午後6時ごろ、大阪市北区芝田の交差点で緊急走行中の消防車と乗用車が接触する事故があった。この事故で、乗用車の男性運転手が胸骨骨折、消防車の助手席に座っていた男性消防士が肋骨(ろっこつ)を折るけがをしたが、命に別条はないという。 大阪市消防局によると、消防車は赤信号の交差点で赤色灯を点灯し、サイレンを鳴らしながら西向きに進入したところ、北向きに交差点を通過する乗用車と衝突した。救助に必要な資器材を運搬するため出動していたが、救助事案への影響はなかったという。 事故を受け、大阪市消防局は「負傷された方に心よりお見舞い申し上げる。今後このようなことがないよう交通事故防止の徹底に取り組む」としている。