40代から気になる「首のシワ」をキレイにする方法! 3大シワの原因と治療法は…?その効果を体験レポート!|STORY
薄着の季節になり、急に首元の横シワや筋張った首が気になり始めてしまったSTORY読者も多いのでは。寒い時期は首元が詰まったトップスを選べば良いけれど、特に暑い時期は洋服で隠せないのが辛いところ。 顔のシワのことばかりを考えがちですが、実は顔と同じくらい人目に付く首元にシワがあると、年齢より老けた印象になってしまうことも…!デコルテ部分が痩せて、筋張った首に悩むSTORYライター片山が、年齢とともに目立ってくる「首のシワ」をキレイにする方法を聞いてきました。
今回、教えてくれた先生はこちら
スキンフィニティクリニック 美容皮膚科医・美容外科医 橋本 聡院長 日本医科大学医学部卒業の形成外科医師として医師に。美容医療への強いこだわりから、世界でもトップクラスの症例数を誇るクリニックに活躍の場を移し、院長を歴任。 2014年に東京都港区広尾に開業。丁寧で正確な診察、肌に関する的確なアドバイス、高度な技術、患者の気持ちに寄り添ってくれる治療は、著名人や美容のプロからも信頼は厚く多くのファンを持つ。
「首のシワ」にも種類がある?その原因は?
首の皮膚も、年齢とともに弾力、潤い、ハリがなくなり、だんだん緩んできます。実は、首は顔やその他の体の部分より皮膚が薄いため、潤いやハリが無くなりやすく、皮膚が緩んでくるとシワにもなりやすいのです。暖かい季節は特に、顔と同じように人目につくので年齢が出やすく、ケアが必要な部分でもあります。 そんな「首のシワ」と一括りに言っても、実はその原因はさまざま。橋本先生に、40代女性にありがちな“首の3大シワ”の原因とおすすめの治療法を教えてもらいました。 【首の3大シワ】 1.ちりめんジワ 2.縦スジシワ 3.横ジワ 1.ちりめんジワ(=小じわ) 首のハリを保つコラーゲンやエラスチンの減少によって肌に弾力がなくなり、外側から緩んできて皮膚が中央に寄ってくることで、まず顎下からできはじめる縦の細かいシワ。そこから年齢とともに広範囲に広がっていきます。皮膚が薄いため、潤いやハリがなくなると出てきやすいシワです。 ⇒推奨治療:ピコフラクショナル(ハリ、緩んだ皮膚の引き締め改善)など 2.縦スジシワ(=首が筋張ってニワトリのように首の凹凸が目立つ) 顎下から胸の上まで伸びている広頚筋が、年齢とともに柔軟性がなくなってくると緊張して発達しスジのように目立ちやすくなります。首の肌のハリがなくなったり、弾力がなくなることによって、皮膚が薄くなり、動くと特に首のスジが目立つようになります。痩せている人に多いです。 ⇒推奨治療:広頚筋に広く浅くボトックス(スキンボトックス)など 3.横ジワ(=首の折れ癖) このシワは、若い人でもできます。姿勢が悪い、下を向く、枕の位置が高い、スマホパソコンなど首に折り目がつく姿勢で癖がつきます。そして、首の皮膚は薄いので、一度ついた癖はなかなか取れません。折り紙を折って戻しても跡がついてしまうのと同じです。首に折り目がつくような姿勢を取らないことが重要なので、下を向かないことや、スマホやパソコンを使用するときの姿勢、寝るときの姿勢に気をつけることが日頃の予防策です。 ⇒推奨治療:ジャルプロスーパーハイドロ(週1×3回程度、肌の潤い力UP)、ヒアルロン酸(肌を持ち上げて、首についたシワを埋める)など