静岡学園が2連覇に王手…DF矢沢怜士が先制弾…全国切符かけて6月2日・藤枝東と決勝
◆サッカー◇静岡県高校総体 ▽準決勝 静岡学園3-0富士市立(26日・藤枝総合サッカー場) 準決勝が行われ、静岡学園と藤枝東がファイナルに進んだ。2連覇を目指す静学は富士市立に3―0で快勝。決勝戦は6月2日にエコパで行われる。 静学が富士市立を下してV2に王手をかけた。先制点を奪ったのは身長186センチのDF矢沢怜士(れお、3年)だ。前半28分、左からのCKに走り込み、ファーサイドで足を伸ばして今大会初ゴール。本職のセンターバックとしても体を張って相手FWの突破を止め続け、「昨日(準々決勝)は気の緩みから1点取られたので、無失点で終われてよかった」と胸をなで下ろした。 U―18プレミアリーグWESTでは開幕戦で足を負傷して離脱。チームは5連敗を喫したが、第6節の米子北戦で復帰すると、白星もついてきた。「大声で指示ができる。矢沢がいるのは大きい」と川口修監督(50)。最終ラインの大黒柱は「力を尽くして勝ちたい」と決勝戦を見据えた。
報知新聞社