香取慎吾、中山美穂さんとの撮影かなわず…思いを受け継ぐ決意「最後まで頑張ろう」
フジテレビ系ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(9日スタート、毎週木曜22:00~)の舞台挨拶が7日、都内で行われ、主演の香取慎吾が同作に出演する中山美穂さん(12月6日死去)への思いを語った。 【写真】『日本一の最低男』のキャストだった中山美穂さん
■撮影済みの第1話と第3話に登場 中山さんは主人公・大森一平(香取慎吾)の義弟・小原正助(志尊淳)が保育士として働く保育園で、園長を務める園田美奈子役で出演し、撮影を終えている第1話(9日放送)と第3話(23日放送)に登場する。 香取は「美穂さんがこの作品に思いを持ってくれているというのを聞いていまして、共演する同じシーンが撮影できる日を楽しみにしてたんですけど、それはかなわなかったんです」と惜しんだ。 それでも、「美穂さんのこのドラマに懸ける熱い思いを、キャスト・スタッフみんなで持って、最後まで頑張ろうという話をしました。(中山さんが)きっと思いを届けてくれると思うので」と決意を述べた。 ■妹・中山忍が役柄を引き継ぐ 園田美奈子は第5話にも登場予定で、物語の中心となる構成だったが、その役柄を引き継ぐ形で、新しい園長・鮫島ふみ役を作って中山美穂さんの妹・中山忍が演じることが決まっている。 本作は、区議会議員選挙で当選するためにイメージアップを狙い、シングルファーザーの義弟・小原正助(志尊淳)とその子どもたちと暮らすことになった大森一平(香取)が主人公。次第に家族の問題と真剣に向き合うようになり、やがて本気で社会を変えようと立ち上がる姿を描く。