労働力調査の統計調査員が調査員証を紛失(静岡県)
静岡県は25日、非常勤公務員である統計調査員が調査員証を紛失したと発表しました。 紛失が確認されたのは調査員の氏名や任命期間、顔写真などが記載され、大きさ縦6.9センチ×横9.7センチのストラップケースに入った労働力調査の調査員証です。 労働力調査とは、国内の就業実態を明らかにするための調査で、県は統計調査員を非常勤公務員として任期5か月、毎月約90人を任命し調査を行っています。また、調査は無作為抽出された自宅を訪問する形で行われています。 今回の紛失は10月23日に浜松市内で、調査対象の共同住宅を訪問した調査員が調査書類を配布した後、調査員証をバインダーにはさみカバンに入れていましたが、次の調査場所に到着してカバンの中を確認したところ、なくなっていたということです。 同日中に調査員が警察と県に紛失した旨を報告しその後捜索したものの今だ発見されていません。 県は再発防止策として、調査活動中は調査員証を首からかけることを徹底するとともに、管理方法について十分注意するよう改めて周知徹底するということです。