被爆者2人に「秋月平和賞」長年相談員を務めた女性ら《長崎》
長崎放送
平和活動に尽力した個人や団体におくられる「秋月平和賞」に、今年は被爆者の女性2人が選ばれました。 【写真を見る】被爆者2人に「秋月平和賞」長年相談員を務めた女性ら《長崎》 「秋月平和賞」は、平和運動に尽力した被爆医師の秋月辰一郎さんの功績をたたえ2008年に創設された賞で、核兵器廃絶を国の内外に訴えるとともに、被爆体験の継承に尽力した個人や団体におくられています。 今年は、2人の女性が選ばれました。 6歳の時に被爆した城臺美彌子さん。「長崎の証言の会」の代表委員を務め、2014年の平和祈念式典では被爆者代表として「平和への誓い」を読み上げました。小学校教師として38年間平和教育に取り組み、今も修学旅行生らに被爆講話を続けています。 もう1人の受賞者は長崎原爆被災者協議会副会長の横山照子さんです。 自身も4歳の時に被爆した横山さんは、被災協の相談員として多くの被爆者の元に通い、仕事や生活の中の困りごとに寄り添い続けてきました。 被爆80年に向けた被災協の取り組みでは、10代20代の若者たちと一緒に、被爆者の声をSNSで世界に発信する活動に取り組んでいます。 「秋月平和賞」の受賞式は、7月15日の「ながさき平和大集会」で行われます。
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