笠岡バイパスの工事 盛り土に段差や亀裂が見つかり中断 2025年度の開通が遅れる可能性
KSB瀬戸内海放送
2025年度に全線開通予定の国道2号笠岡バイパスで、盛り土に段差や亀裂が見つかり工事を中断していることが分かりました。開通が遅れる可能性があります。 【写真】発見された段差や亀裂
国道2号笠岡バイパスは、笠岡市の7.6kmの区間を結ぶ道路で1998年から工事が行われてます。 岡山国道事務所によりますと2024年1月、笠岡市カブト西町の約100mの区間で盛り土に、最大で約1.5mの段差や幅20cmほどの亀裂が見つかり、現在まで工事を中断しています。 岡山国道事務所は盛り土を撤去して調査を進めていますが、原因はまだ分かっていません。 7月11日に有識者による対策会議を開き、工事の進め方などについて検討するとしています。 国道2号笠岡バイパスは2025年度中に全線開通予定でしたが、調査や対策工事のために遅れる可能性があるということです。
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