【ラグビー】HC復帰のエディー・ジョーンズ 日本ラグビーの歴史を作った“名将”の経歴は?
日本ラグビー協会は13日、エディー・ジョーンズ氏(63)が次期日本代表ヘッドコーチ(HC)に復帰すると発表しました。 【動画】名将再び・・・ラグビー日本代表エディー・ジョーンズ新ヘッドコーチ就任会見 オーストラリア出身のエディー氏は96年に日本代表のアシスタントコーチを務めると、03年W杯オーストラリア大会では、母国オーストラリア代表を率いて準優勝に輝きました。 07年には南アフリカ代表のテクニカルアドバイザーに就任し、同年のW杯フランス大会では世界一を経験しました。 12年に日本代表のHCに就任すると弱点だったスクラムを強化。着実に進歩をとげると15年のW杯イングランド大会で『ブライトンの奇跡』と呼ばれる番狂わせを演じます。初戦で優勝候補の南アフリカ代表と対戦した日本は3点ビハインドで迎えた試合終了間際のラストプレー、カーン・ヘスケス選手が逆転トライを決め劇的勝利。W杯優勝2回を誇る強豪国を破り世界を驚かせました。 その後も日本代表の快進撃は続き、サモア代表、アメリカ代表からも勝利をおさめ、予選敗退となったものの初の一大会3勝をマークしました。 大会後に退任したエディー氏でしたが、日本代表は後任のジェイミー・ジョセフHCのもと、エディー氏が築いたラグビーを礎に、自国開催の19年W杯ではグループステージで全勝。初のベスト8進出を果たしました。 一方のエディー氏は、イングランド代表のHCとして19年W杯準優勝という好成績を収めました。 23年のW杯フランス大会でもイングランド代表の指揮を執ると思われていましたが、22年に解任されると母国オーストラリア代表監督に再び就任。世界一が期待されましたが、残念ながらオーストラリア代表初となる予選敗退となり、HCを退任しました。 日本ラグビーの歴史を作ったエディー氏の復帰に、SNS上では「喜びの舞、踊ります」「エディーさん戻って来るの最高!」などと、ファンの喜ぶ声が投稿されています。 エディー氏の就任記者会見は、14日に行われる予定です。