伸ばした髪、子どもらのために かつら用に寄付 今治の女性「断髪式」(愛媛)
子どもの医療用ウィッグ(かつら)の材料に役立ててもらおうと、愛媛県今治市内の美容室で「ヘアドネーション断髪式」があった。今治くるしまライオンズクラブが社会奉仕事業の一環で実施。初めて協力した同市大西町九王の自営業、杉原亜咲希さん(23)は「誰かの役に立てると思うとうれしい」と話した。 クラブは2020年10月にヘアドネーション特別委員会を立ち上げ、髪の提供を募る活動を続けている。これまで提供者は県内外で延べ412人に上り、小中学生の協力も増えているという。
愛媛新聞社