台湾株、史上3番目の下げ幅 終値と取引時間中ともに 米エヌビディア急落など影響
(台北中央社)4日の台湾株式市場は全面安となり、大幅下落した。加権指数の終値は前日比999.46ポイント安の2万1092.75となった。下げ幅は一時、1170.04ポイントに達した。取引時間中、終値ともに過去3番目の下落幅を記録した。 3日の米国市場で米半導体大手エヌビディアやフィラデルフィア半導体指数が大幅下落し、4日の台湾市場の半導体関連株の下落につながった。半導体受託製造世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)や鴻海(ホンハイ)精密工業、聯発科技(メディアテック)などがそろって下がった。 (曽仁凱/編集:田中宏樹)