旬のサンマに舌鼓 根室の祭り2万1000人来場
北海道の根室港特設会場で2日間にわたって開催された「第32回根室さんま祭り」(協賛会主催)が6日閉幕した。天候に恵まれ、期間中は2万1000人が来場し、水揚げ14年連続日本一の旬のサンマを味わった。 2日目は午前8時30分からスタートし、この日もトレイ・箸セットを200円で購入すると食べ放題となる炭火焼きは盛況。サンマの刀汁やさんまロール寿(ず)司(し)が完売になるなど、サンマ料理も人気で、会場はサンマを堪能する家族連れでにぎわった。サンマの箱売りも現物販売は完売し、2日間で現物2802箱、予約244箱を販売した。 先着150人(1000円)のさんまつかみ取り大会も受付開始からすぐにいっぱいとなり、参加者らは冷たい氷水の中に手を入れて挑戦した。 家族6人で十勝管内幕別町から来たという白川はるなさん(31)は「さんま祭りは毎年来ている。目標は箱売りの本数より、多く取ることだったので、多分いけたと思う」、娘で4年生の陽向さん(10)は「やってみて楽しかった。水が冷たかった」と笑顔で話していた。
釧路新聞