ビリー・アイリッシュ　　LA2028年オリンピック開催に向けたハンドオーバーイベントにて

ビリー・アイリッシュの「Birds of a Feather（バーズ・オブ・ア・フェザー）」が17.75億ストリームを記録し、Spotifyの2024年最大のヒット曲の座に輝いた。 この爽やかなポップソングは、レコード・オブ・ザ・イヤーとソング・オブ・ザ・イヤーを含む3つのグラミー賞にノミネートされている。 ビリー・アイリッシュの「バーズ・オブ・ア・フェザー」がSpotifyの2024年のトップソングに Spotifyによれば、このポップヒット曲は過去1年間で最も多くストリーミングされた楽曲である。 本作は23歳のビリー・アイリッシュの3rdアルバム『Hit Me Hard and Soft』に収録されており、彼女と兄であり共同制作者のフィニアスによって制作された。 「Birds of a Feather」はビルボードのHot 100チャートで2位を記録し、Hot Rock & Alternative Songsチャートでは21週連続での首位を維持している。2月2日のグラミー賞では、ソング・オブ・ザ・イヤー、レコード・オブ・ザ・イヤー、ベスト・ポップ・ソロ・パフォーマンスの3部門でノミネートを果たした。 「誰かのために死にたいとか、死ぬまで愛するという曲は多いが、それを掘り下げるのは本当に楽しかった」とフィニアスは、この曲の制作過程を語るビリー・アイリッシュのYouTubeチャンネルの動画で述べている。 『Hit Me Hard and Soft』はグラミー賞でアルバム・オブ・ザ・イヤーとベスト・ポップ・ボーカル・アルバム部門にノミネートされ、リードシングル「Lunch」がベスト・ミュージック・ビデオ部門に、「L’Amour de Ma Vie [Over Now Extended Version]」がベスト・ポップ・ダンス・レコーディング部門にノミネートされている。アイリッシュは32のノミネートから9つのグラミー賞を受賞しており、そのうちソング・オブ・ザ・イヤーとレコード・オブ・ザ・イヤーをそれぞれ2回受賞している。 27歳のフィニアスは17のノミネートから10のグラミー賞を受賞している。22歳でプロデューサー・オブ・ザ・イヤーを受賞した最年少記録保持者である。最近ではApple TV+シリーズ『ディスクレーマー 夏の沈黙』の音楽を作曲し、そこでAttacca Quartetと共に作業を行った経験が、ビリー・アイリッシュの最新アルバム制作にも影響を与えたという。 「実は、ビリーのアルバムを作っていた1年間、ずっとこのTVショーの仕事をしていて、常に弦楽器の音を意識していた。毎日、ビリーが来る前に『ディスクレーマー 夏の沈黙』の作業をし、彼女が帰った後にまた作業を再開していた。だから本当に、このアルバムにストリング・オーバーチャーが入っているのは『ディスクレーマー 夏の沈黙』のおかげだと思っている」と語ったビリーの兄フィニアスは、続けて「これは僕たちが常に愛してきたものである。このアルバムを作る際に参考にしたアルバムは（ザ・ビートルズの）『Sgt. Pepper』と『Abbey Road』で、これらには繰り返し現れるモチーフがある。それは我達がずっとやりたかったことだった。それを実現する方法を学べたのは、このショーのおかげである」とハリウッド・リポーターに語った。 ※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。