【SV.LEAGUE開幕直前インタビュー】高橋藍(サントリーサンバーズ大阪)「バレーボールを、夢が持てるスポーツに変えていきたい」
ーー4年後のロス五輪に向けてどのようなスタートを切りたいか
時間を無駄にはで来ません。4年間で自分自身がさらに変わることは簡単なことじゃないですし、本当に1日1日の積み重ね、意識の高さが4年後に繋がっていくと思います。もちろん4年後にオリンピックを控えていますけど、1年1年しっかりと自分自身が成長していくことが、4年後のオリンピックに繋がっていくと思っているので、目の前の目標をしっかりと達成しながら、今何が必要なのか、何を求めていかないといけないのかを節目でしっかりと確認しながらやっていきたいなと思います。
ーー日本でプレーする決断をした流れについて
(オリンピック後も)イタリアでやる選択肢もありましたし、日本でやる選択肢は常に持ってはいました。オリンピックが終わってから次のチームを決める段階の時に、また新しい経験をしてみたいと思いました。イタリアでも日本でも、何が成長できるのかは選手自身の意識によって変わるものだと思っています。日本でやるとレベルが落ちるとか、僕はそういうことは思っていません。日本でやろうがイタリアでやろうが、選手自身が何を求めていくのかで、成長していける。自分自身が強くなっていくことはもちろんですが、日本であれば、もっともっとバレーボールを盛り上げていくためにやれることが増えると思っているので、そういったことを日本でやっていくことが、自分の成長に繋がっていくのかなと思っています。
ーー理想の選手像について
今までいなかったバレーボール選手、スポーツ選手になっていきたいという思いがあります。一番はやはり、バレーボールに対して夢を持てるスポーツに変えていきたいと思っています。バレーボール以外でも、いろんなことに挑戦しています。今の時代、そういったことがすごく重要だと思っています。時代が変わっていく中で、バレーボールを変えていけるチャンスだと思います。バレーボールをやっていればこういうこともできるんだとか、そういうことが子どもたちやファンの方々に一番響きやすい。バレーボールをしてくれる人が増えたら、バレーボールのレベルも上がっていく。だからこそ、今までいなかったバレーボーラー、バレーボールを夢のあるスポーツに変えていける選手になっていきたいなと思います。