山形新幹線、新型車両がデビュー E8系、東京間短縮
JR山形駅(山形市)で16日、山形新幹線の新型車両「E8系」デビューを記念する式典が開かれた。運行する一部区間で最高時速を上げ、東京―山形・新庄間の所要時間は最大4分短縮する。 E8系は県特産のベニバナをイメージした側面の鮮やかな配色が特徴。式典で山形県の吉村美栄子知事は「山形らしさを感じてもらえるデザイン。首都圏との往来が一層活発になるよう取り組んでいきたい」と話した。 ホームでは家族連れが記念撮影する様子が見られた。山形市の佐藤光ちゃん(4)は「かっこよかった」と声を弾ませ、父親の望実さん(29)は「機会があれば乗ってみたい」と話した。