<三吉彩花>現在28歳「30歳は新章の始まり」 「楽しみでしかない」と期待に胸を膨らませ
共演した朔也の母役の田中裕子さんからは「ナチュラルなプロフェッショナルさ」を感じた。
「田中さんはカメラが回ってるときも回ってないときも、ナチュラルにそこにたたずんでらっしゃるんです。その姿が本当にもう朔也のお母さんにしか見えなくて。きっとご自身の中では台本を読んでいろんなアイデアを持って臨んでらっしゃるんだなと思いますが、そこにナチュラルですが、プロフェッショナルさも感じました。田中さんが現場にいらっしゃるときは、現場が明るくて柔らかい雰囲気で、皆さん心地よく撮影に臨めていました」と大ベテランから現場で学ぶことも多かったようだ。
◇理想の女性像は「ちゃんと自分を持っている人」
7歳から芸能活動を始めて、現在28歳。30歳の足音も聞こえてくる年齢になった。三吉さんは「もう楽しみでしかないですね、30代は」と笑顔で語る。
「20代でやり残したことがあんまりないので、これからさらに人との出会いや世界も広がっていくと思いますし、どんどん自分の興味のあることや新しい出会いに飛び込んでいって挑戦していきたいという気持ちがあります。30歳ってやっぱり新しい章の始まり、新章突入という感覚があるので、何か新しいことを始めたりもしてみたい」と目を輝かせる。
そんな30代を踏まえて、10年後、40代目前はどうなっていると思うかと想像してもらうと……。
「そのときはそのときで、多分、30代に満足してる自分と、40代にこういうことしたいなと思ってる自分がいると思います。基本的には、あまり、あのときこうしておけばよかったとか後ろを振り返らないタイプなので、そのときそのときに自分に必要なこと、楽しいことに目を向けてるとは思います」
「あまり先のことは考えない。考えても2、3年先ぐらい」と語る三吉さん。
「今は仕事をすごく頑張りたい時期なので、とにかくこの流れを止めたくないという気持ちです。あと、あまり先のこと考えても、予期せぬことがいっぱい起こるので、先のことを考える時間があったら、今のことをより考えたい」ときっぱり。
それを踏まえて、理想の生き方は、「自分の意見はしっかり強く持ち続けたい、と思いますし、そういう芯の通った女性にはすごく自分も惹(ひ)かれます。ちゃんと自分を持っている人が、やっぱりすてきだなと思いますね」と語った。