「芸人ではない活路を…」やす子の所属事務所が“逆オファー”する「日テレのあの人気バラエティ」
「フワちゃん騒動」から1ヵ月以上が経過したが、いまだに沈静化の気配は見られない。 タレントのフワちゃん(30)が自身のSNSで芸人のやす子(26)へ誹謗中傷した今回の騒動。フワちゃんが活動休止を発表したことで幕引きかと思われたが、8月末に『NEWSポストセブン』が、お笑いコンビ『Aマッソ』の加納(35)の黒幕説を報道した。 【画像】「フワちゃん騒動」の黒幕なのか…本誌の直撃に笑みを浮かべる『Aマッソ』加納…! その後、9月7日放送の特別番組『有吉の夏休み2024』(フジテレビ系)が公式サイトで「フワちゃんの今回の不適切な投稿を受けまして、フワちゃんの出演部分を編集して放送いたします」とのアナウンスを発信。出演シーンを全カットするなど、その後も騒動の余波は広がり続けている。 ◆被害者であるはずのやす子にも影響 一方で、騒動の影響は被害者のやす子にも暗い影を落としている。あるキー局プロデューサーは「付いてしまった被害者イメージの払拭は難しい」と語る。 「『24時間テレビ』(日本テレビ系)のチャリティーマラソンは大成功しましたが、やす子は芸人として過渡期を迎えていると思います。日テレから水面下でランナーのオファーがあったのがゴールデンウィーク頃で、6月後半からは慣れないマラソン練習に打ち込んできたこともあり、芸人としての活動はほとんどできていません。さらには、ここまで騒動が大きくなってしまうと番組制作者や芸人の間でイジるにイジれない。そうなれば、出演番組の演出にも少なからず制約が出てきますからね」 ◆業界内評価も高い「やす子の意外な一面」 当然、所属事務所も売り出し方を苦慮しているという。事務所関係者が不安を口にする。 「同じ芸風を続けてもいつか飽きられ、ニューフェイスが出てくるサイクルは芸能界の常。その点において、やす子は本業であるお笑いの賞レースで結果を残せていないことがウィークポイントと言えます。とはいえ文化人的な立ち位置は本人のキャラクターに合わないですし、今後、どういった方向に売っていけばいいのか……」 騒動に巻き込まれたことで、芸人として大きな転機を迎えているやす子。そんな彼女が頼ったのが、『24時間テレビ』で関係を深めた日本テレビだ。同局の関係者が明かす。 「功労者のやす子には、話題性も相まって日テレが優先的に出演オファーをすることになっています。今後は、『行列のできる相談所』や『しゃべくり007』、『有吉ゼミ』などの日テレのバラエティを中心に出演が増えるでしょう。 そんななか、所属事務所から『機会があればやす子を起用してほしい』と“逆オファー”を受けているのが、『世界の果てまでイッテQ』の珍獣ハンターです。イモトアヤコのような体を張って魅せる方向に活路を見出そうとしているのかもしれません。そして、その方向性は間違っていないように思います。やす子は7月から『ヒルナンデス』のレギュラーを務め、街頭ロケでリポーターも務めていますが評価は上々。体を張った仕事というのも努力家である彼女のイメージとの親和性が高いですし、リポーター挑戦となれば一気に人気タレントに上り詰めるかもしれません」 新境地の開拓へ、努力を重ねるやす子。新たなステージでも輝きを放つことができるのだろうか。
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