杉田雷麟、「ホントに熊がいるんだと感動」 主演映画『プロミスト・ランド』でマタギ役
俳優の杉田雷麟(21)と寛一郎(27)がW主演を務める映画「プロミスト・ランド」(飯島将史監督)の初日舞台あいさつが29日、東京都内で行われた。 映画は飯嶋和一さんの同名小説が原作。東北を舞台に、狩猟を生業にする、マタギの若者が禁じられた熊撃ちに挑む姿を描いた。 映画は昨年春、雪が残る山形の山あいで撮影された。撮影中には、寛一郎が遠くの山にいる本物の熊を発見したこともあったという。 マタギの主人公、信行を演じた杉田は「ホントに熊がいるんだ、と感動しました。大自然の力を借りて演じられたし、自然に助けてもらった感じです」と振り返った。 作品タイトル「プロミスト・ランド」は、「約束の地」の意味。タイトルにちなんで、司会者から”果たしたい約束”を問われた杉田は「3、4年前から監督をやりたい、と言ってきましたが、本気でやります。映画を撮って、皆さんにお見せします。約束したいと思います!」と力強く宣言して観客を沸かせた。
中日スポーツ