「結婚して初めての試合で…」RIZIN勝利後、堀口恭司はリングに妻を呼んだ…「フライ級か、バンタム級か?」UFC参戦希望、堀口の思いは
RIZINは“ダブスタ”だから面白い。 この日本最大の格闘技イベントには2つの軸があり、そのことでファンの支持を得てきた。 【写真】堀口に呼ばれリングに上がった元RIZINラウンドガールの妻・川村那月さんはこの笑顔!リベンジを果たしたぺティス戦の打ち合いを迫力の試合写真で見る。 一つ目の軸は“世界レベルの闘い”だ。6月9日の『RIZIN.47』(国立代々木競技場第一体育館)がそうだった。 アメリカ、ポーランド、韓国、キルギスにカザフスタンと世界各国から強豪、有望株が来日。CEOの榊原信行いわく「円安の中、無理してこれだけの外国勢を招聘しました。外国人同士の試合でも、ファンのみなさんがついてきてくれる熱が出てきた。プロモーターとして手応えを感じる興行でした」。 一方で、榊原は「(ファンは)ナンバーワン決定戦でしか熱狂できないわけではない」と語ってもいる。7月28日に開催される『超RIZIN.3』のことだ。この大会のメインイベントは朝倉未来vs.平本蓮。 タイトル絡みの試合ではなく、タイトルを狙う選手の対戦となる。しかし両者には以前から舌戦を展開してきた因縁があり、対戦発表会見では両者とも「負けたら引退」を宣言している。会場はRIZIN史上最大規模のさいたまスーパーアリーナ・スタジアムバージョン。PPV視聴数で那須川天心vs.武尊の『THE MATCH』超えを目指す。 『超RIZIN.3』では、新たにマニー・パッキャオvs.鈴木千裕の対戦も決まった。ボクシング界の英雄と現役RIZIN王者がボクシングに準ずるルールで闘う。“負けたほうはどうなるんだ”という想像力もかき立てる喧嘩腰のマッチアップ、あるいは突飛な顔合わせ。そこにもファンのニーズがあるのだ。
“世界レベル”の象徴が堀口だった
世界の強豪がしのぎを削る「ナンバーワン決定戦」と因縁の対決、競技の枠に当てはまらない闘い。2つの軸の両立は矛盾のようでいて、しかしどちらにも興味をそそられる。 そういう中で「ナンバーワン決定戦」という軸を担い続けてきたのが堀口恭司だ。修斗でプロデビューするとUFCでタイトルマッチを経験。2017年、世界最高峰の舞台を離脱して新たな主戦場をRIZINに定めた。RIZINは2015年に旗揚げしたばかりだったが、堀口の参戦によってグレードが上がったのは間違いない。“世界レベルのリング”としてのRIZIN、その象徴が堀口なのだ。 RIZINバンタム級王座を2度獲得、アメリカ第2の団体ベラトールでもバンタム級王者となり、フライ級に階級を戻すと同級のRIZIN初代王者となった。 もはや日本で残った“仕事”は一つだけと言っていい状態。それがセルジオ・ペティスへのリベンジだった。 堀口はペティスと2021年12月にベラトールで対戦。優勢に試合を進めていたが、4ラウンドにKO負けを喫した。ハイキックをかわした瞬間、不意のバックブローを食らい一撃で失神。テイクダウンしたものの「盛り上げなければ」と自らスタンドに戻したことがアダになった。 リマッチは6.9『RIZIN.47』で組まれた。この試合、堀口は再びバンタム級に階級を上げている。試合はやはりテイクダウンで堀口優位。堀口としては「決めて(フィニッシュして)勝ちたかった」が、下になったペティスがディフェンスに専念したこともあり、展開が生まれにくかった。 「(ペティスは)ずっと抱きついてきて。ああやられちゃうと難しいですよね。それでも決めたかったですけど」
【関連記事】
- 【写真】堀口に呼ばれリングに上がった元RIZINラウンドガールの妻・川村那月さんはこの笑顔!リベンジを果たしたぺティス戦の打ち合いを迫力の試合写真で見る。
- 【井上尚弥インタビュー】井上尚弥の初体験…ネリに奪われたダウンの真相を語る! その瞬間思ったのは…「テンション上がりましたね。ワクワクしましたよ」
- 【人気】“強すぎる41歳”ブアカーオのヒザ蹴りが突き刺さり…なぜ木村ミノルを粉砕できたのか? 魔裟斗らライバルは全員引退も「今が全盛期説」浮上
- 【写真】「伝説のビール売り子」おのののかが披露していたビキニ姿(全6枚)
- 【写真】“青学卒・Hカップグラドル”…強くて可愛いプロレスラー白川未奈の肉体美・特別グラビア