8日午後、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震があり、気象庁は大規模地震の可能性が相対的に高まったとして、初めて南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」を発表しました。 【写真を見る】南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」 大分市で建物の外壁落下　地震への備え再確認を　日向灘震源M7.1の地震 8日午後4時43分頃、宮崎県沖の日向灘を震源とする地震があり、宮崎県で最大震度6弱、県内では大分市、佐伯市などで震度4を観測しました。 この地震により、大分市内では建物の外壁が駐車場の車に落下し、フロントガラスが破損するなどの被害が出ましたが、大分県内では今のところけが人は出ていません。 今回の地震を受けて気象庁は8日夜、初めてとなる南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」を発表しました。 巨大地震注意発表について、佐伯市は今のところ住民に避難を呼びかける予定はないということです。 県は地震への備えを再確認するとともに、津波が予想される沿岸部に住む人は自主的な避難も検討してほしいとしています。