再出場の伯桜鵬が白星飾る 新型コロナ感染から復帰「3日間寝込んでいた」 6日ぶり土俵に「緊張」
◆大相撲 ▽夏場所13日目(24日、東京・両国国技館) 新型コロナウイルス感染で8日目から途中休場していた西十両8枚目・伯桜鵬(伊勢ケ浜)が、復帰戦を白星で飾った。西十両10枚目・白鷹山(高田川)に押し込まれる展開となったが、粘り強くしのいで左四つに食い止めた。最後はもろ差しになって寄り切り。「緊張しました。ちょっと硬かったですね」と振り返った。 休場中は38・5度の高熱や関節の痛みなどの症状があったという。「3日間は寝込んでいました。昨日、今日と運動をしました」と、ほぼぶっつけ本番で臨んだ。2日目の取組中に右上腕二頭筋を断裂。「良くなっている感じはあまりしないですね。でも痛みにはだいぶ慣れてきたので、そこは気にせずやっています」と状態を明かした。 これで4勝5敗4休。関取残留をかけた残りの2日間へ「一番取って気持ちも楽になったので、切り替えて残り2日間を頑張りたいです」と気持ちを新たにした。
報知新聞社