ドナルド・トランプ、イーロン・マスクも! 実は映画やドラマに登場していた実業家7人
ビル・ゲイツ
マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツは芸能界と縁がなさそうだが、そのイメージに反してシットコム『そりゃないぜ!? フレイジャー』シーズン9(2001年)の記念すべき第200話目に本人役で出演。主人公でラジオ番組の精神科医、フレイジャー・クレインのスタジオにゲストとして呼ばれたゲイツが、リスナーから電話を受けるシーンを演じた。そのほかには、IT企業の聖地を舞台にしたオタクドラマ『シリコンバレー』シーズン6(2019年)にも本人役で登場している。
ジェフ・ベゾス
Amazonの共同創設者で取締役会長も務めるジェフ・ベゾスは、宇宙を舞台に星間戦争を描く映画『スター・トレック BEYOND』(2016年)に士官学校スターフリートの士官としてカメオ出演。ベゾスは同作の公開から約5年後、自身が所有する宇宙開発企業「ブルー・オリジン」の初有人飛行に搭乗し、短時間ながらも宇宙旅行を体験した。もしかしたら、『スター・トレック BEYOND』の撮影中も、実際に宇宙を旅する自身を想像しながら役を演じたのかもしれない。なお、2022年3月にAmazonは映画スタジオのMGMの買収を完了し、今まで以上に映画やドラマシリーズの製作に力を入れているため、将来的にAmazon製作の作品でベゾスの姿を目にする可能性もありそうだ。
リチャード・ブランソン
音楽産業や航空産業で成功を収めた、ヴァージン・グループの創設者であるリチャード・ブランソンは、他の著名実業家に比べ、かなり映画やドラマシリーズの出演に熱心だと言えるかもしれない。『フレンズ』シーズン4(1998年)では屋台の店員役でカメオ出演し、『007/カジノ・ロワイヤル』(2006年)には空港のセキュリティガード役で登場。DC映画『スーパーマン リターンズ』(2006年)ではスペースシャトルのエンジニア役を演じ、自分ではない役に積極的に挑んでいる印象を受ける。一方で、セレブが大挙としてゲスト出演しているドラマ『アントラージュ★オレたちのハリウッド』シーズン7(2010年)では、本人役で出演している。