大村市、人口10万人まで500人切る! 市役所にカウントダウンボード 今後も増加の見通し 長崎
増加を続ける長崎県大村市の人口が9万9510人(10月末現在)となり、10万人突破まで残り500人を切った。市役所1階に設置されたカウントダウンボードの表示は「あと490人」となった。 交通の利便性などを背景に、同市の人口は約5万6千人だった1970年以降、合併をせずに50年以上増え続けている。近年は1年に約400人ずつ増加してきた。 市は今年2月、10万都市誕生へ向けた機運を高めようと縦150センチ、横90センチのボードを設置。住民基本台帳登載人口に基づき毎週数値を更新している。設置時は「あと1096人」だったが、3月の陸上自衛隊竹松駐屯地への水陸機動団の連隊配備などが影響し、順調に増加している。 市によると、大型マンションの開業などが控え、さらに増える見通し。園田裕史市長は10月末の定例会見で「アイデアを仕込みたい」と述べ、10万人突破へ向けたキャンペーンを検討する考えを示した。