スズキ、大型ネイキッドスポーツ「GSX-8S」の2024年モデルを発表。諸元・装備に変更はなくカラーバリエーションをリニューアル

スズキから大型ネイキッドスポーツ「GSX-8S」の2024年モデルが発表された。諸元、装備は変更がないが、カラーバリエーションをリニューアルしての登場だ。新色メカニカルグレーが追加され、従来のブラックもデザインが変更された。 【画像】「GSX-8S」の2024年モデルをギャラリーで見る（9枚） 発売は2024年2月22日（木）、価格は変更なしの106万7000円となる。

バリエーションも登場して盛り上がりを見せるスズキ800ccツイン

GSX-8S[SUZUKI 2024]昨年登場したスポーツネイキッド。新設計の並列2気筒エンジンで、スリムでコンパクトなボディを備える。

2022年に発表され、翌年から国内での販売も始まったGSX-8S。注目は新設計の775cc水冷並列DOHCエンジンで、出力は80PS/8,500rpmを発揮、量産車初採用の「クロスバランサー」による振動抑制と省スペース化により、小型軽量ながら快適でコントローラビリティに優れたフィーリングを獲得している。このエンジンは同時発表のクロスオーバーモデル「Vストローム800DE」でも採用、さらに2024年にはGSX-8Sをベースにフルカウルを装備した「GSX-8R」も発売予定。ミドルツインの選択肢を魅力的に増加させた。 GSX-8Sはこのエンジンを、ストリートファイタースタイルのボディに搭載するスポーツネイキッド。外観は「GSX-S1000」等に共通する縦置きLEDヘッドライトや、エッジの効いたフェアリングで戦闘的なスタイルを持ち、KYB製サスペンション、スズキインテリジェントライドシステム（S.I.R.S.）による走行モードセレクトやトラクションコントロール、クイックシフターによって、快適でスポーティーな走行性能も備える。 今回発表された2024年モデルは初めての仕様変更となるが、装備、諸元は変わらず、カラーバリエーションがリニューアル。「グラスマットメカニカルグレー」が新登場し、「マットブラックメタリック」はフレームカラーが変更された。「パールコズミックブルー」は継続するが、従来のホワイトはラインナップを終了する。 発売は2024年2月22日（木）、価格は変更なしの106万7000円だ。