“記者らしき人”が訪れた…NYタイムズ「行くべき52か所」に富山が選出 紹介された店は…【富山】
記事には「フレンチビストロの軽食が楽しめる」と紹介されていましたが… Wine Bar alpes 池崎茂樹さん 「すごく驚きました。基本的にうちは、チーズとかサラミといった、あってもフレンチフライみたいな簡単なおつまみくらいしか用意していないので、何かしらの誤解というか、ニュアンスの違いがあったのではないかなと思った」 池崎さんは、この店が富山の良さを知ってもらうきっかけになればと話します。 Wine Bar alpes 池崎茂樹さん 「僕は何か富山らしい特別な料理を出しているわけではないので、とはいえ、一ワインバーとして、そういったお店をご旅行に来られた方たちに紹介できるような良き案内所のような役割でお役に立てたらと思った」 ■老舗喫茶店では…「別に驚かん」「どうして載ったんだろう」 同じく記事のなかで紹介された「珈琲駅ブルートレイン」 8時間かけてじっくりと水出しされたコーヒーを、店主自作の鉄道模型に囲まれながら楽しめる喫茶店です。 店を営む夫妻は今回の選出について―。 珈琲駅ブルートレイン 中村正陽店主 「別に驚かん」 珈琲駅ブルートレイン 中村晴子さん 「アメリカだいうたらちょっとびっくりしましたよね。まあ、うれしいよりは、どうして載ったんだろうかな」 今後、店が混雑するのではという心配もしつつ、訪れた人にはこだわりのコーヒーと鉄道を楽しんでもらいたいと話します。 珈琲駅ブルートレイン 中村正陽店主 「鉄道模型が走ると、にこにことして心が和んでくるんですよね。そういう心のゆとりというものが1番大切だと思うんですよね。そういう場所を提供したい」 ニューヨークタイムズは、富山市について、能登半島地震と集中豪雨で被害を受けた能登半島への玄関口としての役割を果たしていて、復興の一環として観光客を集めているとも紹介しました。 富山市・藤井裕久市長 「非常に喜ばしく、名誉のことだというふうに感じてます。この機会に、ぜひ世界から富山を訪れていただいて、そして能登を訪れていただいて、北陸を訪れていただいて、全員で能登の復興に向かっていければ、この選定も大いに意味があるんじゃないかなというふうに考えています」
今後については…。 富山市・藤井裕久市長 「富山市としては、もちろん観光地や美術館もたくさんありますので。欧米からの観光客の対応をしっかりとやっていくとともに、これは富山県内すべての市町村で“ワンチームとやま”で取り組んでいく課題だなと思っています」 ニューヨーク・タイムズは「行くべき52か所」に去年は山口、おととしは盛岡と福岡を選出していました。 「2023年に行くべき52か所」に選ばれた、岩手県盛岡市の盛岡駅の観光案内所には、ゴールデンウイーク期間中に、前年の4倍の観光客が訪れたということです。
チューリップテレビ
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