靖国神社の落書き事件 中国籍の男に懲役1年求刑 「取り返しのつかない被害」
All Nippon NewsNetwork(ANN)
東京・千代田区の靖国神社の石柱が落書きされた事件で礼拝所不敬の罪に問われている中国籍の男に対し、検察側は懲役1年を求刑しました。 中国籍の姜卓君被告(29)は5月、千代田区の靖国神社の石柱に赤いスプレーで「Toilet」と落書きをした礼拝所不敬の罪などに問われています。 今月19日に東京地裁で開かれた裁判で、検察側は「石柱は靖国神社の顔のようなものであり、取り返しのつかない被害結果が生じた」「自らスプレー缶を準備するなど犯行に必要不可欠な役割を積極的に果たした」などと指摘しました。 そのうえで、姜被告に懲役1年を求刑しました。 一方、弁護側は「許されないが、個人の利益を追求したものではなく被告人は深く後悔している」と主張し、実刑を回避するよう求めました。 判決は25日に言い渡される予定です。
テレビ朝日