600メートルに及ぶ桜のアーチ「雑餉隈 桜並木通り」14年ぶり新駅の名前の由来にも
見頃を迎えた福岡・佐賀の桜をシリーズで紹介します。 西鉄天神大牟田線に新しく誕生した駅の名前の由来にもなった桜並木です。 【写真で見る】駅名の由来となった桜並木通り
多くの人に親しまれる桜のアーチ
先月16日、西鉄天神大牟田線に14年ぶりに新しく誕生した「桜並木駅」。 その駅名の由来となった桜並木通りは駅のすぐ南側にあります。 江越楓リポーター「こちらの桜並木、満開を迎えていてとても綺麗です」 花見客「インスタに(写真を)あげます」 花見客「桜並木駅ができて近くの桜並木がきれいだと聞いて来ました」 新しいランドセルを背負った小学生が桜の花と一緒に写真を撮ったり、地元の人が宴会を楽しんだり、桜並木は多くの人に親しまれています。
70年以上前から植樹 128本の桜並木
駅は新しくできたばかりですが、この桜並木は、70年も前に植えられたそうです。 春町自治会・高原元会長「全部で128本、600m続いています。72~73年前に植えてから、危ない老木は切って新しい木を植樹している。」 古い木は切って、新しく植えることでこの景観を保ってきた桜並木。 先月16日、駅の開業にあわせて行われた植樹会では、新たに4本の桜の木が植えられたということです。 福岡市の「都心の森プロジェクト」の一環で、地元の人たちは、桜並木通りをはじめ、街全体の活性化を期待しています。 春町自治会・高原元会長「桜並木駅ができて、建物も人口も増えている。周辺の3つの校区が盛り上がればいいと思う。」 桜並木通りの桜は、あと1週間ほど楽しめるだろうということです。