北海道初公開の国宝も 「皇居三の丸尚蔵館展 皇室の至宝」 あすから
皇室と北海道をつなぐ貴重な美術品の展覧会があすから札幌の道立近代美術館で始まります。 皇居三の丸尚蔵館所蔵の作品を中心におよそ70点を集めた「皇居三の丸尚蔵館展 皇室の至宝」。 北海道初公開となる国宝、伊藤若冲の「動植綵絵」をはじめ円山応挙ら近世の絵師の絵画や宮廷文化が伝わる香道具なども展示しています。 また明治以降、天皇や皇族が北海道を訪ねた際の献上品や、松前出身の画家・山口蓬春をはじめ北海道にゆかりの深い作家の作品などが紹介されています。 皇居三の丸尚蔵館の上嶋悟史研究員は「これまで北海道でお見せすることができなかった皇室に伝わった作品の数々もございます。色とりどりの美術作品をお楽しみいただけるかと思います」 と話します。 期間中は、皇居三の丸尚蔵館の研究員による講演会なども開かれます。展覧会はあすから来月27日まで開かれます。