世帯年収400万円ですが「3500万円」の住宅ローンを25年で組みました。無謀でしょうか?
住宅ローンを組む際のポイント
ここからは、住宅ローンを組む際やローンの借り換えを行う際のポイントについて解説します。住宅ローンの返済を滞納しないためにも、以下の点を意識しましょう。 ■返済額は年収の20%~25%が目安 住宅ローンの返済額の目安は年収の20%から25%が良いといわれています。今回のケースだと世帯年収が400万円であるため、年間の返済額の目安は80万円~100万円、毎月ではおよそ6万7000円~8万3000円の間が適正といえるでしょう。 ■頭金を用意する ローンの金利は元本に対して発生するため、ローン契約時にできるだけ多く頭金を用意することで、毎月の返済額や利息分を減らせます。無理に頭金を用意すると、今後まとまったお金が必要なときに捻出できない可能性があるため、無理のない範囲で準備しましょう。
住宅ローンを組む際は無理のない返済計画を
今回検証した結果によると、世帯年収400万円で月々平均的な消費支出額がかかっている場合、3500万円の住宅ローン25年返済を続けるのは難しい可能性があるでしょう。 返済を滞納することがないように、住宅ローンを組む際は無理のない返済計画を立てましょう。 出典 e-Stat政府統計の総合窓口 総務省統計局 家計調査/家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 2023年 <用途分類>1世帯当たり1か月間の収入と支出 表番号2-3 年間収入階級別 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部