期待外れ…。Jリーグ、今季の“ガッカリ”外国人選手(8)1試合出場→契約解除。大転落のブラジル人アタッカー
2023シーズンの明治安田生命J1リーグはヴィッセル神戸の優勝で幕を閉じた。先日には今季を彩った選手たちがJリーグアウォーズにて表彰されたが、期待されながら思った活躍を披露できなかった選手もいる。今回は、残念ながら活躍できなかった外国籍の選手を紹介する。
MF:レアンドロ(元ブラジル代表) 生年月日:1993年5月12日 所属クラブ:なし 2023リーグ戦成績:0試合0得点0アシスト(FC東京) これまでの活躍を考えると、ガッカリだと言わざるを得ないだろう。ブラジル代表歴もあるレアンドロは2017年に鹿島アントラーズに加入し、1年目からJ1リーグで11ゴールを奪取。2020年のFC東京移籍後もコンスタントにゴールを奪い、頼れる助っ人として活躍していた。 過去にピッチ内で複数回の暴力行為に及び批判を浴びたレアンドロだが、プレースキルに疑いの余地はない。独特なリズムや間合いから繰り出されるドリブルや右足から放たれる強烈かつ精度の高いシュートにはかなり定評があり、ボールを持てば何かやってくれそうなワクワク感もあった。とくに、堅守速攻をベースとした長谷川健太監督の元では重要なピースとなっていた。 しかし、アルベル・プッチ・オルトネダ監督の元では苦しみ、昨季はFC東京加入後最少となるリーグ戦20試合の出場に留まっている。今季は心機一転と思われたが、Jリーグではベンチにすら入れない日々が続き、唯一ピッチに立ったのはYBCルヴァンカップ・グループリーグ第1節のセレッソ大阪戦のみとなった。そして6月、FC東京と双方合意の下で契約を解除し、日本を去っている。
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