南関の松井宏佑、二予は逃げてライン独占に導く「南関を一人でも多く決勝に上げるのが僕の仕事」/静岡競輪G3
静岡競輪場の「たちあおい賞争奪戦(G3)」は2日、2日目を開催した。3日目の11R準決勝を走る松井宏佑(31歳・神奈川=113期)に話を聞いた。 昨年末の広島記念in玉野で落車し、復帰戦の前回は本来の松井に比べて程遠いデキだった。今回も不安を抱えながら迎えたが、初日は後ろを引き出す先行、二次予選は逃げてライン独占に導いた。 「出切るまでは8割9割でした。踏み直せる力を残しながら叩いたつもりだったけど、もう少し踏み直したかった。調子は見て分かる通り良くはない」と本人は不満げに語るがそれは高いレベルを求めているからであって、客観的にみたら超強かった。 「南関は凄く良いムードだと思いますよ。今回は一人でも多くの南関を決勝に上がるのが僕の仕事だと思っている。少しでも南関の力になれるように精一杯頑張りたい」 準決は地元の二人に任されて南関三車の前回り。自身はもちろん、後ろ二人の面倒までまとめてみるつもりだ。(アオケイ・石濱記者)