震災復興をラリーで応援 高岡・勝興寺88台出発、愛好者観戦
自動車ラリー「TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジin高岡万葉」が27日、高岡市内で開かれた。11回目の今年は能登半島地震での被災を踏まえ、震災復興ラリーと位置づけた。多くの愛好者が観戦を楽しんだほか、多彩な関連イベントで盛り上がった。 県内からの5台を含む88台が参加した。セレモニアルスタートが国宝勝興寺(高岡市伏木古国府)であり、風格ある総門を1台ずつがくぐった。「がんばろう高岡!!」と記したのぼり旗が掲げられる中、角田悠紀市長がフラッグを振り、観客は小旗を手に見送った。選手は市内の3コースを2回ずつ走行し、タイムを競った。 地元の幼稚園児、渡辺椿己ちゃん(4)は「かっこいい車が来てうれしい」と喜んだ。 関連イベントは同市伏木の日本総合リサイクルで行われ、来場者はスポーツタイプ多目的車(SUV)の乗車体験などを通じて車の魅力に触れた。