『日プ女子』第2回順位1位、石井蘭の活躍 スキルの高さだけでなく人柄でも魅了
「Lemino(レミノ)」にて独占無料配信されている『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』(以下、日プ女子)。11月23日配信回で、その第2回順位発表式が行われ、石井蘭が初の1位を獲得した。 【画像】テーマ曲披露時の石井蘭 そんな石井のこれまでの活躍ぶりを改めて振り返りたい。 今年の3月までは、LDH JAPANとソニー・ミュージックレーベルズによる共同マネジメント事業・SL Square LLP.所属の次世代ガールズパフォーマンスグループ・Girls²のメンバーとして活躍していた石井。グループ所属当時からキレのあるダンスには定評があった。 実際、日プ女子でも最初に行なわれたレベル分けテストではダンスが評価され再評価でAクラスに。さらに番組のテーマソング「LEAP HIGH! ~明日へ、めいっぱい~」のセンター決めでは、櫻井美羽とともに、最終的な候補者に選ばれた。投票の結果、センターは櫻井に選ばれたのだが、この時に確実に国民プロデューサー(視聴者)の記憶に名前を刻んだように振り返る。
石井蘭、「Rocketeer」ではメインダンサーとして活躍
そんな石井は、グループバトルでPerfumeの「TOKYO GIRL」をパフォーマンス。リーダーとして、メンバーにマンツーマンでダンスを指導していた。その真意を「センター決めで美羽ちゃんに負けてしまったという事実があるので、すごく悔しかったですし、美羽ちゃんにはあって自分にはたりないところがあるからこそ、ライバル視してしまう」「今回は全体のグループの中で1番になるというのをグループの目標として立てている」と露わにした。 しかし、チーム一丸となるも一筋縄ではいかないもの。練習時からライバルとして頭角を現していた櫻井が所属する「Body & Soul」2組のパフォーマンスに萎縮してしまったのか、練習時に自信を失ってしまう場面も見られた。 そして迎えた本番ではキレがありながらも、麗しくパフォーマンス。時にはカメラにウィンクし、きゅっと目を瞑った笑顔を見せ、コロコロと表情を変えながら曲の世界観を存分に表現した。 結果は、惜しくも「Body & Soul」2組に負けてしまったものの石井にとっては大きなステップアップとなったように感じられた。 そんなグループバトルを経て行われた第1回順位発表式では3位にランクイン。国民プロデューサーに感謝を述べるとともに「これからも自分らしく素直で前向きに、どんなときも全力で上を目指して一生懸命頑張ります」とポジティブに宣言。壇上へ上がる際には櫻井と握手をし、切磋琢磨し合う姿も見られ、多くの視聴者が胸を打たれたことだろう。 そして、ポジションバトルではダンスで魅せる曲INI「Rocketeer」で奮闘。石井を中心に振り入れを行なった。このことについて、チームメイトの須藤紗暮は「考えている間に蘭ちゃんがいい意見を出してくれて、結構今は蘭ちゃんメインで任せてしまっている状態」と心強くも申し訳なさそうに語った。一方の石井はというと「メインダンサーを任せてもらえたからこそ、チームではあったんですけど、1位をとりたいという気持ちで練習してきた」とコメント。メンターを務めるKEN THE 390がコメントしたように、以前よりも自信に満ち溢れた表情で話す姿が印象的だった。 グループバトルでのベネフィットもあって第2回順位発表式では、圧倒的票数で1位に君臨した石井。そこでは、「率直に嬉しいです」とコメントしていた。「前回のポジションバトルを通して、自分の殻を破るだったり、自分にとってのアーティストってなんだろうとか自分の魅力ってなんなんだろうって悩む時期がたくさんあった」と発言。その上で、「それでもやってこれたのは練習生のおかげ」と感謝の言葉を述べていた。 たしかなダンススキルはもちろん、人柄をも評価される石井。これから続くコンセプトバトルでどのようなステージを見せるのか、今後の放送を楽しみに待ちたい。
於ありさ