「グラビア全部乃木坂46!」号で2度目の表紙を飾る17歳・冨里奈央「私も大人になっちゃうと思うんですけど、自分がやりたいことも突き詰めていきたいです」
昨年12月、週プレで自身初の雑誌表紙を経験した乃木坂46の冨里奈央が、4月1日(月)発売『週刊プレイボーイ16・17合併号』で早くも表紙に帰ってきた。 撮影から構成まですべてを担当した趣味の自主制作写真集へのこだわりや、選抜メンバー入りを経験した今の心境を語ってもらった。 ■全部自分でやらないと気が済まないです ――昨年12月以来、2度目の表紙です。 冨里 ありがとうございます。前回、人生初表紙だったので、ミート&グリートでファンの方々もすごく喜んでくれました。表紙が笑顔じゃなかったんですけど、それまで笑顔以外の表情を見せる機会もあまりなかったから、新しい自分に出会えた気もしました。 ――今回はアメリカの青春映画のような世界観での撮影でした。 冨里 ドレス姿でプロムっぽく撮っていただいたり、チアガールの衣装で踊ってみたり。チア姿は人生初でした! ――チアの撮影では、五期生の楽曲『17分間』を流してダンスをしていました。 冨里 実はそうでしたね。『17分間』はザ・アイドルな振り付けなんですけど、チアっぽい要素もあるかなと思って。歌詞に「ポニーテール」が出てきたときに、そういえば私、普段ポニテってやらないなって気づいて。だから今回は本当にレアな私が見られると思います(笑)。 ――以前、坂道3グループの合同ライブ「新参者」で、五期生それぞれが行なうソロパフォーマンス楽曲について取材したときに、冨里さんは、西野七瀬さんの卒業シングル『帰り道は遠回りしたくなる』を選んだ理由を一生懸命語ってくれていました。 冨里 そうですね。私、誰かの心を動かすためには、私というものが見えて、そこにストーリー性が大切だと思っていて。なのでその曲のMVのように、「眼鏡をかけたアイドルになる前の自分」と「アイドルになった自分」をステージで使い分けたんです。 ――その「ストーリーの必要性」が印象的で、今回の撮影でも眼鏡をかけてもらいました。 冨里 え!? そんなことまで取り入れてくださったんですか? でも、本当にそれが大切だと思うし、ちょっと変わったことをするのも好きなので(笑)。自分がダンスや歌で苦戦することが多い分、メンバーと違う見せ方を選んでみたんです。 ――そして、前回話していた「趣味で五期生メンバーの写真集を自主制作している」という話ですが、奥田いろはさん、五百城茉央(いおきまお)さんの2作を拝見して、冨里さんはやっぱりこだわりが強い人だと驚きました。 冨里 そうなんです(笑)。撮影やレイアウトもそうですけど、何を着てもらおうかな、メイクや髪型はどんな感じかな、そもそもどこで撮ろうかな......って。アイデアを紙に書き出しながら、何日もかけてもう必死に考えてます。 ――撮影、構成、スタイリング、ヘアほか、すべて制作・冨里奈央......(笑)。少し誰かに発注してみては? 冨里 したくないです(笑)。自分の写真集だから、ほかの人に任せたくないなって。全部自分でやらないと気が済まないです。 ――今週号には、そんな奥田さん、五百城さんの自主制作写真集からのカットがグラビアとして掲載されます。 冨里 お話を聞いてびっくりしました!(笑)。いろはは「とにかくかわいい笑顔」、茉央は「光を多めに生かした儚(はかな)い雰囲気」に注目してほしいです。あと、どちらにも共通するんですけど、「思い出ページ」みたいな見開きがあって。 ――写真集の巻末に載っていた、日常のオフショットで構成したページですね。 冨里 はい。私たちが大人になったときに、ふたりに「奈央とこんなことやったな」って思い出してほしいなって作ったんです。......そんな写真が雑誌に載るの、本当にすごいですね!(笑)