阪神藤川監督「最高のレフティーだった」 同じ松坂世代のソフトバンク和田毅の引退に言及
阪神の藤川球児監督は5日、自身と同じ1980年度生まれの「松坂世代」であるソフトバンク和田毅投手が同日に現役引退を発表したことについて、「たくさんのハードルを乗り越えて、ここまでやってこられた。最高のレフティーだった」とたたえた。 藤川監督は和田と米大リーグで同じチームに所属したことがあり、思いはひとしお。前日4日に連絡があったそうで、ねぎらいの「ごくろうさま」と、新しく次のステージへと向かうという意味も含め、メジャー流に「おめでとう」という言葉をかけたという。 また、阪神の青柳晃洋投手のポスティングシステムによるメジャー挑戦については、監督自身も2012年オフに海外フリーエージェント(FA)権を行使して米大リーグへ移籍しただけに、「すごく大きな決断だと思う。頑張ってきてほしい」と背中を押した。 5日は秋季キャンプの第1クールが終了し、「選手は相当疲れているが、だれもしんどいといわないということだった。いい練習ができていたということだと思う」と振り返った。