小池都知事が定例会見6月22日(全文1)「都庁思い出ピアノ」をスタート
LED電球の交換についてあらためてのお知らせ
2つ目でありますが、LED電球の交換についてのあらためてのお知らせでございます。このLEDの電球交換というのは家庭での省エネを進めるというもので、家庭におけるLED省エネムーブメント促進事業という名を打ちまして行ってきたものでありますが、これを新たな展開に加えていきたいと思っております。昨年の7月10日から1年間、事業期間で開始いたしました家庭におけるLED省エネムーブメント促進事業でございますが、これまで都内約1000の地域家電店、そしてまた量販店の皆さま方にLED電球の交換、そして省エネアドバイスにご尽力いただいてまいりました。また多くの都民の方々にご参加いただいたわけでございます。 こうした都民1人1人の行動の積み重ねでともり始めた省エネムーブメントでございます。この火を消さずにさらに大きくしていきたいということでございまして、それでこれまで皆さま方からいろんなご意見も頂戴いたしております。そして都民の皆さま方がより参加しやすい、新たな仕組みで8月15日水曜日からでございますけれども事業を開始いたします。年度末まで実施をいたすことといたします。新しい方法で年度末までの実施ということであります。 で、LED電球への交換をきっかけとして都民の省エネムーブメントをさらに広げていきたい、そして家庭のCO2の削減につなげていきたいと思います。昨今の石油価格も若干上振れしているということなどなど、産業界は非常に利益にも、経済効率にも熱心でございます。一方で、お1人お1人、また家庭においては電気料金がそのまま、自動振り込みになっていたりすると、なかなかぴんと来ない部分があるかと思いますけれども、しかしながら家庭でのCO2の排出の多くを占める照明ということにあらためて着目をしていただいて、ぜひ都とともにCO2の削減、地球温暖化防止対策にご協力をいただきたい。それは必ず電気料金が安くなるということで返ってまいりますので、それを体感していただきたいと思います。 そこで新たな仕組みでございますけれども、白熱電球に加えて電球型の蛍光灯も対象といたします。で、切れた電球も対象とするということで、その幅を広げます。で、ご持参いただきます電球の個数は1個といたしまして、これまで2個だったんですけれど、白熱電球、または電球型の蛍光灯を1個持参していただきますと、それによってLED電球1個を無償で交付するというものでございます。これまで白熱球はもうだいぶ、うちないよと、あっても1個だから2個にはならないというようなお声もいただいてまいりました。ここは1個と1個にかえるということで、普及を促進するほうを優先したいと思います。 それから交付するLED電球でございますが、これまでE26型というちょっと大きめなというか、普通のというか、そういうものでありましたけれども、今回はそれより一回り小さなE17型という、いわゆる小型のものも対象といたします。それによってバルブの大きさが変わってきますので、それによってより使い勝手を、というかこのスキームの使い勝手を良くするという方向に持っていきたいと思っております。 それからご持参いただいた電球でございますが、その場で確認済みシールを貼りまして、そしてそれぞれお持ち帰りいただくという方法で、より家電店のほうの負担も軽減をしていくという、このような仕組みといたしました。で、現在の事業で一度交換した方も、8月15日以降新たな仕組みでもう一度このLED電球を受け取ることができますので、1回来られて2個持ってこられた方、うちにまだもう1個あったわということでお越しいただければと、このように思っております。 受け取りの場所でありますけれども、参加協力店リストというのは後日ホームページなどで公表してまいりますので、お近くの電気店、そして量販店にお越しいただければと、このように思います。現在の事業でありますが、まずは7月の9日の段階でいったん終了とさせていただき、新しい、今申し上げたようなスキームは7月の10日の火曜日から8月14日までの間は、LED電球受け取ることがこの間できませんので、ご注意いただきたいと思います。新しいスキームに変えるまでの間、若干お休みとさせていただきます。