重要無形文化財の「豊前神楽」、台湾で公演へ 「八家将」との台日文化交流も計画
(台北中央社)福岡県豊前市台北連絡処は26日までに、重要無形民俗文化財「豊前神楽」の台湾公演を7月に実施する予定だと発表した。豊前神楽が台湾で披露されるのは初めて。同処は台湾の祭りばやし「陣頭」に登場する「八家将」との文化交流も計画している。 福岡県によれば、豊前神楽は旧豊前国(現在の福岡県東部と大分県北西部)で江戸時代初期以前から続く神楽。2016年に日本の重要無形民俗文化財に登録された。 後藤元秀豊前市長は報道資料を通じ、豊前神楽を初めて台湾の人々に見てもらうことができて非常にうれしいとし、台湾の人々に豊前神楽を知ってもらい、台日の文化交流を促進できればと期待を寄せた。 (余曉涵/編集:田中宏樹)