韓流NewJeansが大手事務所に公開“直訴”「ミン・ヒジン氏をもう苦しめないで」…25日までの代表復帰を要求
【09月12日 KOREA WAVE】韓流人気グループNewJeans(ニュージーンズ)の所属事務所ADOR(アドア)の代表だったミン・ヒジン氏と、親会社の大手エンターテインメント企業HYBE(ハイブ)の対立が先鋭化するなか、当事者のNewJeansメンバーが11日午後、YouTubeで「NewJeansが言いたいこと」というタイトルの緊急ライブ放送を展開、HYBE側に強く抗議した。NewJeansは「ミン・ヒジン氏が代表を務めていたころの、経営とプロデュースが統合された元のADORに戻してほしい」と訴えた。 メンバーらは暗い表情でカメラの前に座った。ヘインは「私たち5人の未来が心配だった。ミン・ヒジン代表が(この放送を)指示したのではないか、という的外れな話が出るかもしれないが、このライブ放送は私たちが確実に伝えたいことがあって準備したもの」と前置きした。 ミンジは「NewJeansデビュー以降、個人的にミン・ヒジン代表と十分な時間を過ごし、彼女との間に信頼関係がしっかりと築かれた」と強調した。 メンバーらはHYBEに対する不満を表明した。 ミンジは「理解できない不合理なことが本当に多くあった」「最近、デビュー前のプライベートな記録が公開され、それを見て非常に驚いた。私たちを保護すべき会社がそのような資料を流出させたことが理解できない」と明かした。資料の管理が不十分ではないかとの不信感を示したうえ、「私たちは代表や親とともにHYBEに保護を求めたが、HYBEは無視し、その間に代表は解任された。これから誰を信じればよいのか途方に暮れている」と訴えた。 ハニは「他のアイドルチームとよく顔を合わせるメイクアップルームで、他のアイドルのメンバーとマネージャーに出くわした。そのマネージャーが私に聞こえる声で『無視しろ』と言っていた」とのエピソードを披露した。これを受け、ミンジは「ハニの話を聞いてショックを受けた。会社に報告したが、何の措置も取られず、そのチームは謝罪どころか過ちを認めることすらなかった」という。 ハニは「ミン・ヒジン代表は私たちのために戦ってくれたが、今いる人たちはそうではない」との認識を示した。ヒット曲「Ditto」「ETA」などのミュージックビデオ(MV)を演出した映画・広告スタジオ「イルカ誘拐団」代表のシン・ウソク氏とADORの間で葛藤が起きている件についても「起きてはならないことだった」と批判した。 さらにHYBEについて「本当にNewJeansのための会社なのか疑問を感じている」との見解を示し、「ミン・ヒジン氏が代表を解任されてから1週間で、これまで一緒に仕事をしてきた監督と仕事ができなくなり、他のスタッフとも別れることになるのではないかと恐れている」と訴えた。 そのうえで「すでに半年間、NewJeansに関する疲れる話が絶え間なく続き、とても不愉快だ。HYBEのやり方は正しいとは思えない。これ以上邪魔しないでほしい。今の見知らぬ人々ではなく、代表を復帰させて元のADORに戻してほしい」と強調した。 ミンジは「私たちが望んでいるのは、ミン・ヒジン氏が代表を務め、経営とプロデュースが統合された元のADORだ。(HYBEの)パン・シヒョク会長とHYBEは今月25日までにADORを正常化する賢明な選択をしてほしい」と述べ、放送を締めくくった。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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