酷暑の影響で下りパットでも転がらないゴルフ場が増えている!? 「秋はグリーンの状態が一番いいはずなのに…」
地肌が露出しているグリーンを見かけることも増えた
今秋はどこのコースに行ってもグリーンの状態が万全ではないことは一目瞭然です。芝生の一部が枯れてしまい、地肌が露出しているグリーンを見かけることがしょっちゅうあります。 そんなグリーンを見て同伴者に「グリーンのコンディションが今イチですね」と声をかけると、「ここはまだマシなほうだよ。この前行ったゴルフ場はもっとひどかったよ」という答えが返ってくることもあります。 先日一緒にラウンドした人は、あるゴルフ場のグリーンを「上り3フィート、下り6フィートだった」と独特な表現で言い表していました。要するに9フィートのグリーンの3倍の強さで打たないとカップに届かないような印象を受けたということです。 実際、上り10~15メートルのパットは20~30メートル打ったつもりでもカップに届かないことがあります。通常のパッティングのようにボールを転がすイメージで打つとまったく届かないので、アプローチに近い感覚でボールを強くヒットしなければなりません。 ただ、その感覚に慣れてしまうと、次のラウンドのスタートホールで手痛いしっぺ返しを食らいます。パンチの入ったインパクトでグリーンを飛び出しそうな勢いで打ってしまい、慌てて修正することになります。 基本的に平日1万円でおつりがくる大衆コースを選んでプレーしているので、そんなに高望みはできないのですが、見た目の傾斜とボールの転がりが一致すると、パット数がもう少し減るんじゃないかと思いながらラウンドを重ねる日々であります。
保井友秀