「すごく価値のある1勝」巨人・阿部監督 エース戸郷翔征の2試合連続完封を称賛
◇プロ野球セ・リーグ 巨人4-0阪神(14日、東京ドーム) 巨人はエース戸郷翔征投手の2試合連続完封で阪神に勝利し、東京ドームでの今季最後の“伝統の一戦”に勝利しました。 【画像】プロ初の満塁ホームランを放った巨人・浅野翔吾選手 中5日でマウンドに上がった戸郷投手は初回、1アウト2塁のピンチを招きますが、前日にホームランを放っている森下翔太選手からフォークで三振を奪うと、続く佐藤輝明選手もセンターフライに打ち取り無失点の立ち上がりを見せます。 浅野翔吾選手の満塁弾で援護をもらった戸郷投手は5回、6回、7回もそれぞれ打者3人で抑え好投を続けると、8回には2アウト1、2塁のピンチとなりますが、近本光司選手をセカンドゴロに打ち取り、無失点で切り抜けます。戸郷投手は9回も阪神打線をゼロで抑え、プロ初の2試合連続完封。9回126球を投げ無四球、被安打7、8奪三振で9勝目を挙げました。 阿部慎之助監督も2試合連続完封を披露した戸郷投手を「打たせてとって、むだな球が少なかったからこそ完封できたと思いますし。球数はいっちゃったんですけど、登板間隔が空くんで、しっかりケアして次の登板がんばってほしいです」と称賛しました。 また「ずっとそうですけど、この1勝っていうのはすごく価値のある1勝ですし、これからの試合全部が価値があると思いますので、なんとかその価値ある1勝を積み重ねていければいいかなと思います」と優勝がかかるペナントレース終盤へ向け、意気込みました。