U-NEXTが「格安スマホ」市場に参入 本体込みで月額2110円から
イオンやビックカメラなどで展開されている「格安スマホ」市場にU-NEXTが参入する。7月1日からネットで予約を開始し、同月中にサービスを開始する。MNPにも対応する予定で、「家電量販店での販売も視野に入れている」という。スマホの料金に悩むユーザーにとっては、ますます選択肢が広がりそうだ。
本体料金込みで月額2110円から
「格安スマホ」は、データ通信だけでなく、080や090などの電話番号が使え、スマートフォン本体とセットで格安に利用できるサービス。 U-NEXTが提供する「格安スマホ」は、本体料金込みで月額2110円(税抜、以下同)から。提供するスマートフォンは、ファーウェイが初めて日本向けに販売する「Ascend G6」とプラスワン・マーケティング製の「freetel priori」の2種類。 月額料金は「Ascend G6」の場合、1GBまでの通信が利用できる「ダブルフィックス」が2901円、3GBまで使える「スタンダード」が3221円。「freetel priori」の場合、月額料金は1GBまでの通信が利用できる「ダブルフィックス」が2110円、3GBまで使える「スタンダード」が月額2430円。いずれも下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsのデータ通信が利用できる。通話料は30秒20円。 これまで、イオンは月額2980円、ビックカメラは同2830円とほぼ同等の価格帯で「格安スマホ」を提供してきた。それぞれ無制限に通信はできるが、通信速度が200kbpsだったり、通信量が1GBまでになっていたりとそれぞれ特徴が違っていた。U-NEXTの参入で料金やサービスにバリエーションが増える。
音声通話付きSIMカードのみの販売も
格安スマホだけでなく、音声通話付きSIMカードのみの販売も行う。こちらは通信量が1GB以下なら月額1660円(1GBを超えると2960円)の「ダブルフィックス」、3GB以下なら1980円の「スタンダード」が用意される。すでにスマートフォンを持っていたり、白ロムを利用したりする場合は、こちらが選択肢になる。