川越に屋内型多目的運動施設「ヒトスタ!」 全面人工芝敷設
屋内型多目的運動施設「ヒトスタ!川越」(川越市南大塚2)が11月28日にオープンした。運営はヒトトヒトホールディングスグループ。(川越経済新聞) 同社は1974(昭和49)年に創業し、ビルマネジメント業務、スポーツイベントなどのイベントマネジメント業務、人材サポート業務の3領域を軸にしている。警備や清掃などの専門性が必要とされる業務やイベント運営・販売・事務、工場・倉庫作業などの業務を担当し、1000社以上をサポートしているという。 同社経営企画部長の前島大輔さんは「昨今、スポーツ競技における指導者の不足や、自由に使える公園や遊び場の減少なども影響し、子どもたちのスポーツ離れが深刻化している。川越地域の子どもたちのスポーツ機会の拡大に少しでも貢献していきたいという思いから、オープンした」と経緯を話す。 オープン前日にはオープニングセレモニーも開かれ、少年野球チームや地元大学の部活動などの所属メンバーによるフィールド体験会、野球ユーチューバーのトクサン(徳田正憲さん)によるトークセッションなどを行った。 同施設は、幅16.5m、奥行き48.3m、天井高5m(軒高)と「広々とした」設計で、約800㎡の屋内グラウンド全面に人工芝を敷設した全6レーンの構造になっている。野球のバッティングやピッチング、フットサルなど、さまざまなスポーツの練習場のほか、イベントの仮組、ユーチューブの撮影など、幅広く利用できる。野球ボール、野球バット、ヘルメットは無料で貸し出す。 前島さんは「子どもたちをはじめ多くの方に、野球はもちろん、あらゆるスポーツを楽しんでいただく場として、また、レクリエーションやイベントを通じた親交を深める空間として、この屋内型多目的運動施設が地域に根づいた存在となれれば」と話す。 営業時間は15時~22時(土曜・日曜・祝日は9時~)。貸し出し料金はホームページで確認できる。
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