隣人を足蹴りして死亡させた罪 女(65)の初公判 広島地裁
近隣住民を複数回にわたり足蹴りし死亡させた罪に問われている女(65)の初公判が開かれました。 被告の女は去年7月、広島市西区庚午中にあるアパートの2階廊下で、同じアパートに住んでいた男性(80)を複数回にわたり足蹴りし、死亡させた罪に問われています。 初公判で被告の女は起訴内容について大筋で認めた上で「男性から暴行を受けて自分の命を守るために蹴りましたが、たくさんは蹴っていません」と主張しました。 冒頭陳述で検察側が「被告は男性からの抵抗がなくなったあとも男性への攻撃を継続した」などと指摘した一方、弁護側は「正当防衛が成立する」として無罪を主張しました。